hagisonのブログ

2000年頃、統合失調症を発症。現在、妻と娘2人と生活中。

2015-01-01から1年間の記事一覧

本願他力

自分の努力が足りないのだ。もっと、自分自身がちゃんとしないと。自分の行いが悪いから、こんなことになってるのだもっと良い行いをしないと。いつもこんなんだから、ダメなんだ。もっと考えて行動しないと。こんな風にいつも考えてました。「自力」でなん…

歎異抄

歎異抄 (講談社学術文庫) 作者: 梅原猛 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2000/09/08 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 22回 この商品を含むブログ (33件) を見る 善人なおもて往生をとぐ、言わんや悪人をや これは、親鸞が弟子の唯円に語ったとされる「…

ほぼ日について

ほぼ日刊イトイ新聞「ほぼ日」で吉本隆明さんの全講演を無料で聴けるようにアーカイブ化しています。 とても素晴らしいことです。 自分もたまに深夜、家族が寝静まってから、独りで聴かせてもらってます。 吉本さんの主に宗教に関する講演を2,3聴かせてもら…

親鸞について

五木寛之さんが小説「親鸞」を出版した頃、4,5年くらい前から自分は親鸞の思想に興味を持ち始めました。 「親鸞」を読んでみれば? そう勧めてくれたのは、般若心経を教えてくれた父でした。 親鸞については名前ぐらいしか知りませんでした。 親鸞は言わずと…

ハードルを下げるということ

自分は元来、完璧主義なところがあったと思います。若い頃、自分がカッコ悪いと思ってることに厳しかったです。そうありたくない。カッコ悪いのは嫌だと変なプライドが高かったと思います。色んな人の目を気にして、あれこれ心配するより、あははと笑って、…

小欲知足

仏教の言葉に「小欲知足」というものがあります。これはその名の通り、欲を小さくして足るを知るということです。自分は若い時に、こんなのじゃ足りないと欲にかまけて、欲のままに行動していたと思います。いつも、こんなはずではない。もっと満ち足りた生…

色即是空

症状が今みたいに安定せずにまだ重かった時に田舎の父がこれを読んでみればと送ってくれた本がありました。ひろさちやさんの「ひろさちやの般若心経」です。 般若心経とても短く日本で最もポピュラーなお経の一つです。 最初は(その当時、症状が重かったの…